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暮らしをはじめる

数日前の事だが、約4年ぶりの一人暮らしを始めてみた。


ワクワクという気持ちは通り越して、ニュートラルな感情で満たされている。

これからどのような暮らしをしていこうか、日々の妄想が止まらない。


この4年間で、約8回の引っ越しを繰り返したのち、久しぶりに仮暮らしを抜け出すことになった。


人と一緒に暮らすことは、さまざまな考え、暮らし方、さらには生き方に触れるいい機会であった。住み込みでホテルで働いた時、大学の寮で16人暮らしをした時、京都の町屋で8条の畳をシェアした時など、振り返るとかなりユニークな記憶が呼び起こされる。


こんなにも彩豊かな日々になったのも、一緒に暮らした人々のおかげである。



そしてついに自分の部屋を持つ時が来た。

何を食べ、何を聞き、どんな生活をするのかは自分次第である。


生活とは想像よりもクリエイティブで面白いものであるということに、じわじわ気づき始めている。


この「生活」をしてみたいと思ったのも、今まであった素敵な人たちの影響である。


ここでは、その一人を紹介しよう。

彼女とはマレーシア行きの飛行機で隣になってからの仲である。彼女の名前は「Torng」と言う。今では私の親友の一人であり、尊敬する人の一人である。彼女は霊気の先生であり、小説家だ。


彼女の暮らしの中には、瞑想と食養がある。


毎日の瞑想によって彼女の心は整い、自分と向き合う時間ができたという。


その時の体の状態によって料理を作ることで、体調を維持できてるという。


彼女の前では素直で自然な自分でいられることがいつも不思議で、楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまう。いつも機嫌が良い彼女をみていると、こんな人がそこら中にいたらいいのにと考えてしまう。


日々の生活を楽しんで、いつも機嫌よくいる人であること。自分を尊重して、大切にできる人が増えることこそ、最大の世界平和だと最近は思うのである。


これから始まる一人暮らしは、ある意味で修行であり、ある意味で遊びであり、ある意味で表現である。だから、あたまを働かせながら向き合っていきたい。




 
 
 

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