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文化というものは

日本は、今後衰退していくだろうと言われている今日この頃、消したくないものもたくさんある。


小さな酒蔵に行った時に思ったことは、手仕事の尊さであった。私が当たり前に口にしているものは、誰かの"手”によって育てられたものである。そこにあるのは、論理的思考などという流行り言葉一言では現れないほどに、複雑なものを精錬とした過程が存在している。


この長い道のり、大変な工程というものが見えづらい今日では、ものの価値を本当に知ることが難しい。


この価値を測ることができるのは、時間のたっぷりある人、経験をした人、お金がある人になってくる。


最後の項目に該当するようになるには、時間がかかるかもしれない。


しかし、時間と経験というものはその人の選択、周りの環境によっていかようにも変わってくる。


この頃の私はといえば、自分が心惹きつけられる物を整理することになっている。なぜかというと、それは自分が失いたくないものの一つでもあるからである。


その一つに文化が含まれる。文化の中でも、時間がかかるもの、人間の”手”が触れているものには特に価値を感じるようである。


顔も見えない、声も聞こえない世の中が広がることに甚だ不安を感じるが、日本だけという社会で生きていくには甚だ息苦しさを感じるもの難しさの一つである。


この両立を図るにはどうするべきだろうか,,,







 
 
 

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