戻ってきたよ、Coelacanth

一年前に”Bouno”という記事を書いたのを覚えているかな？

改めて読んでみると、メンバーのみんなの日常を感じられて嬉しくなったし、なんだか切なくなったんだ。

切なくとは、その瞬間が貴重なものに思えて愛おしく思えたってこと。

私は、まだまだ22歳なんだけど、振り返るとその瞬間が自分の人生にとってたまらなく大切だったんだということ、もう戻ってこないんだと思うことがあるんだ。

これってある意味で幸せなことだよね。

東京に帰ってきて、毎日何かに追われていて、心の中に走り続けるハムスターを飼っている気分。

この頃は文章を書くことも、タイピングをすることも増えたんだけど、その全ては他の人の”目的”のために書いているだけで、自分で表現したいことを書いているわけではない。

だから、このサイトのことを思い出したんだ。

誰からも制限されない、決まりも何もない、このサイトに時折の息抜きとして、日常を残していこうと思う。

またいつか、この日常を振り返って素敵な切なさを感じるために。