Malaysian Mather
- ikemen Ude
- 2021年12月21日
- 読了時間: 2分
マレーシアで最も会いたかった恩人に会うことになった。久しぶりの嬉しさから、泣いてしまうのではないかと心配をしたものの、その人の変わらなさに安心感を覚えてホッとする気持ちの方が大きくなった。
日本のreikiを実践している彼女と初めて会ったのは飛行機の中であった。隣に座った彼女が日本人に見えた私は、思わず話しかけてしまった。そんな彼女はマレーシア人で、日本へ多大なる興味を示していた。私たちがここで会ったことには意味があると言われ、また近々KLであることになった。そんな出会いから、数回彼女に会うごとに尊敬の念が生じていった。
見ず知らずの私に親切にしてくれることやどんなこともポジティブに受け取る心、いつでも感動を忘れないことなど、自然な会話の中でどんどん彼女が好きになってしまう。
ただ、どこか痩せたように見えた彼女にこの一年は何してたのかを尋ねると、闘病していたという。そんな素振りを全く見せなかったことから、私はあからさまに驚いてしまった。そんな私を前にしても、彼女は明るくいうのである。”誰にでも起こることだから、病気と一緒に生きなきゃね。”と。その事実をそのまま受け入れること。前に、覚悟について話したかいがあったと思うが、私は彼女の覚悟を感じた。
日本からのお土産として、急須を買って行った。彼女が泣きながら喜んでくれたことに、こちらの方が感動してしまった。こんなに心の綺麗な大人っているんだな〜としみじみ感じた瞬間であった。喜怒哀楽をどれだけ集めるかが人生の豊かさであるとどこかの本で読んだことがある。彼女はその考えの実践者であると深く思ったのである。
今回とは関係ないのですが、この前食べたカニが最強に美味しかったです。甘辛卵ソースとかに味噌の組み合わせが濃厚さを際立たせてました。

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