Hiking with smart uncle
- ikemen Ude
- 2021年10月18日
- 読了時間: 2分
画面ばかり見ている毎日に飽き飽きして、なんだか朝日が見たくなった。朝日が好きなのは、自分の中が一回空っぽになって、良いエネルギーが入ってくる気がするから。それは、きっと疲れて大きく息を吸っているからかもしれない。ただ、なんとも言えない澄んだ空気と静かな山頂が思いのほか好きである。
ハイキングというには、小さめの山だったけど、久しぶりに3時間もジャングルの中を彷徨っていた。というか、若干迷子になっていた。そんな時に道を教えてもらったおじいさんに同行させていただくことにした。
彼は、現役を終えて余生を楽しんでいる、おじさんらしい。以前は、銀行のお偉いさんだったような話をしていた。一緒に言った友達が「お会いできて光栄です。」と結構真顔で言ったら、ちょっと嫌そうにしていた。この反応になぜか信頼感を覚えてしまった。
おじさんは、言っていた。目の前で利益を出したいなら、ビジネスの知識を使って、策略をねれば良い。自分の好きなことを届けたいなら、それをやり続ければ、いつかはそれで生活できるようになると。こっちは、長い旅になるかもしれないけど、思っているより楽しいと。
どんな国でも、ビジネスの考えは似ている。でも、人生に対する考えは違う気がする。
私は、一応ビジネスを学んでいるけど、どんな国でもこの教科書は一緒。生活の仕方の教科書は、そこに住んでいる人と土地からできている。人々の考えは、人それぞれからできている。
ビジネスという統一化されたものに生活の彩りまで覆い込まれたくないものである。

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