Civilization
- ikemen Ude
- 2021年11月12日
- 読了時間: 2分
何気なく、電車に乗ってふと思ったことは、発展と統一化である。東京の満員電車とまではいかないが、一つの空間にいる人たちが周りを一種の景観化のように、流している景色がマレーシアでもみられた。
きっとこの中のほとんどの人は、都会から離れた何もない場所に行っただけで、心が立ち行かなくなるのだろう。そこら中に広がるショッピングモール、目を向けるとそこら中にあるコンビニ、歩く人が少なくなっている道。どんな都市に行っても、増えているこの光景と、それを十分には真似られない中途半端な物質主義の田舎が広がることを恐ろしく思う。
こんななんとも悲観的な見方をいつもしてるわけではない。その地域の人が食べてるものや昔ながらの建物が好きだからこそ、この統一化が進む都市文明に嫌気がさしてしまうのである。
文明とは、多様性を統合し、大きな人類共存のまとまりを作り出すものです。
ある本の文明の説明である。文化や地域社会はこれに内包されるものである。古代文明や宗教を従えた文明への憧れはありながらも、今進んでいるグローバル文明がいいものだとはあまり思えない。
もちろん私が外国に行けることになったのはこれらのお陰様なのだが、どうしても統一化されたくないのである。今に残る、文化や生活が刹那的であることを胸に刻みながら、向き合ってマレーシア生活を過ごそうかと思う。
バナナ揚げのおじさんは、先読み袋詰め記録をほぼ更新している。私が、トラックの前に着く前に全てが完成しているので、写真が取りずらい。写真は、バナナ揚げの実態。次は、バナナおじさんを登場させたい。

Comments