違和感
- ikemen Ude
- 2022年1月7日
- 読了時間: 2分
素敵な考えや好きなことが一緒の友達がいる一方で、自分と違った考えの人も世の中にはたくさんいるわけだ。居心地のいいところにいることはもちろんストレスフリーだけど、違和感を覚える状況こそ、自分の大切なものに気づける時なんだろうなとふと感じた。
子供たちに勉強を教えていると、自分の学生時代を思い出す(高校まで)。苦手をなくすことは大切なことで、できないものに特に目を向けられていた。そんな私たちは、少しずつ器用になっていって、全てのことを平均的にできるようになっていく。
今、そんな平均化に違和感を覚える。
嫌いがあるから、好きがある。得意があるから、苦手がある。
そんな考えを持って話してくれていた大人はどれくらいいただろうか。確かに、嫌いなことや苦手なことをやらなければいけない時はある。ただ、好きを消すほどに嫌いを消す必要はあるのだろうか。私は、ないと思ってしまう。
こんな考えを持っているからこそ、苦手克服を全面に押し出すことには違和感を感じてしまうのである。
この違和感をいうものはさまざまな場面で生じるわけだが、それは考えを深めるきっかけになるので、嫌いではない。こんな違和感を感じられるのも、外界とふれ、他の人と話し合うからである。こんな機会がなければ、何に違和感を感じるかもわからないんだから。
これからもどんどん降りかかってきてください。違和感様。
来世では、ポストの中に入り込んでみたい。

Comments