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対等

大人と子供、上司と部下。文字に書いても、言葉でもその間には上下関係が存在する。私たちは、いつから人に上からものをいえるような大層な人間になったのだろうか。きっとそれは、言葉からの錯覚にしか過ぎなくて、上下関係を生み出していい理由にはならないだろう。


昨日は、久しぶりに心が痛くなってしまった。大人からの理由なき怒りに小さく反抗する子供の叫びを守ってあげることができなかった自分がいたからである。


人が教えを乞いたいと思う人、その人のいう事を聞いてみたいと思う人はどんな人だろうか。凝り固まった頭で常識を振りかざしてくる人よりも、柔らかさの中に圧倒的は芯を持っている人なのではないだろうか。


私たちは、大人という言葉に惑わされずに自分がいつまでも学ぶ側にいることを忘れてはいけない。誰にも人を支配する権利なんてものはないのだから。


私は自分に固く誓った。人というのは対等な生き物であることを忘れないということ。一人一人に個性があり、そこには何かしらの輝きがあること。数字で人を測ろうとすることほど、馬鹿げたことはないということ。


今度は、あの子のレジスタンスを守ってあげられる人間になりたい。



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