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エネルギー

先週末、フェスに行ってきた。ライブというものに意識的に足を運んだのは今回で2度目だ。真夏に屋根のない会場で、一日中魅力的なパフォーマンスに浸る。屋台の数々と、非日常の世界を謳歌する大人たち。ただ感覚に意識を及ばせ思考の連続から解放させる一日。8月の暑さと、身体を動かしたことで帰りのバスは、疲労と眠気が心地よかった。良い遊び方をしたなあと充足感があった。こんな風に遊んだのはいつぶりだっただろう?爽快だった。


自分が応援しているアーティストだったら、また違う思いが溢れていたのだろうという想像もしてみる(今回は、人についていく形での参加だった)。しかし、”生”というのは、それだけで温度をあげてくれるものだと思う。これに思い入れの関係ない。

小学生のころ、2年に一度の劇団による演劇鑑賞会が楽しくて仕方なかったこと、友人のアカペラサークル・妹のダンスステージにぞくぞくしたことを思い出す。生のステージというものはそれだけで特別だと思う。感動に導いてくれる。


今回、1つ重要な学びを得た。初めてのアーティストの音楽をきくとき、ある程度ステージから離れて観たほうが、特別なステージであるということの実感がわく。(これには賛否両論ありそう(笑))。なんとも情けない話だが、ステージとの距離が近い場所にいることで、「こんなに近くで観られるのか…。まるで文化祭みたい。案外背も低いんだなあ。」と、現実を感じてしまった。観客の盛り上がりもまた、自分の楽しい気持ちを作る要素なのだなと気づきを得た。(同行人には、とんでもないことを言ってるよと揶揄されたのだけど(笑))


世界中のファンを魅了する彼らを”身近”に感じてしまったことは、自分がまだまだ小人であることの表れなのだろうと思う。だが、そのことによって、アーティストを神格化せず、”積み上げた人”という見方ができた。どんな能力であれ、洗練された魅力をもっている人はいいな。私もそうなりたいと強く思う。


なにかを求めて積み続けていることで、人は活き活きできるのではないかと思う。変化を恐れたり、いまに安住してはいけない。人間なので前向きになれない日もあって当たり前だ。あくまで、自分のペースで。もっともっとと貪欲に。野望を認めて在りたいものを目指していくのがいいのだろう。


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