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デカルトも旅をしたらしい。

この数ヶ月、久しぶりによく本を読んでいるんです。

 

(本屋って、一人の人が何年もかけて考えたことを何年かかけて描いたものが何百冊もあって、圧倒的に自分が何者でも無い感じを味わえていいよね。宇宙かお母さんのお腹の中に戻ったような感じがして、床で寝られたらどれだけ幸せだろうと思う。)

 

話は逸れたけど、最近は宗教とか哲学とかの本にはまっていて。

その流れで仏教とか神学とかにも興味があるんだけど、きっとどれだけ勉強しても全部を網羅することはできないだろうし、たとえできたとしても何もわからないんだろうなということはなんとなく最近思ってる。

 

神学の帰結は神秘主義らしいんだけど、

その根底にあるのって、「人間の知には本質的に限界がある」っていう認識なんだって。

なんかちょっといいなと思ってる。

 

で、表題に戻るんだけど、

昔デカルトっていうすごい頭のいい人がいたらしいんだけど、

18歳くらいまでに世界の真理と呼ばれるものは全部学んだけど

(これもそれなりにヤバい)

「これじゃ何もわからん!」って言って20歳くらいから世界を回るらしいのネ。

(どれくらいの期間でどれくらいお金かかったんだろうとか気になっちゃうんだけど)

 

これってきっとデカルトが人間の知の限界を感じたからだろうなぁって。

 

で、私も1ヶ月くらい前まで行ったことない大陸に行ってたんだけど

一番良かったなと思うのは、”自分しかいない”っていうのを感じられたことかなって。

自分しかいないと全部自分で決められるし、全部自分で決めなきゃいけないでしょ?

 

自分の評価軸しかない状況って最初はすごく戸惑うんだけど、慣れると気楽なものでね。

帰ってきて思うのは、

就活してできるだけ大きい会社に入るのがいいっていう評価軸の中にいるのも、SDGs!社会にいいこと!っていう評価軸の中で生きるのも、

他人の評価軸に依存してるっていう面であまり変わらないんだよネ。

 

で、まぁ何が言いたいかというと、

「可愛い子には旅をさせろ」とか、「やってみないとわからないヨ」

とかって、やかましいわ!ってなるくらいよく言われることだけど、

 

人類は何百年もそう繰り返してきてるんだなぁってこと。笑

 

迷ったら、旅してみるのいいと思うよ。

 

人生長い航海だねぇ :)

 

 

メイカ

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